下記のとおり日本社会薬学会東海支部・第25回講演会を開催します。
皆様のご参加をお願い致します。
テーマ 地域医療と薬剤師の役割
演題 新型コロナウイルス感染症を振り返る-経験を次に生かす-
演者 稲垣孝行准教授 名城大学薬学部 実践薬学Ⅰ
演題 薬局薬剤師によるインフルエンザフォローアッププロジェクト
演者 酒井友女 クオール株式会社・クオール薬局管理薬剤師
日時 令和6年3月16日(土)13:30~15:30
場所 名城大学薬学部(八事校舎)3号館1階101教室
〒468-8503 名古屋市天白区八事山 150
地下鉄鶴舞線・名城線・八事駅⑥番出口東(平針方面)へ徒歩8分
連絡 名城大学薬学部 薬学教育開発センター教授 飯田耕太郎
Tel 052-839-2710(直通) E-mail iida@meijo-u.ac.jp
参加 事前の申し込みは不要です。
日本社会薬学会東海支部長 飯田耕太郎
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日本社会薬学会・東海支部・第24回講演会を開催
3月4日に名城大学薬学部飯田耕太郎教授が支部長を務める日本社会薬学会・東海支部の講演会が名城大学薬学部で開催され、薬学部教員、薬学生ら35名の参加がありました。
「地域医療と薬剤師の役割」をテーマにグラムスキー薬局・管理薬剤師の瀧藤重道先生から「保険薬局での抗菌薬適正使用の推進」と題した講演が行われました。瀧藤先生は、地域薬局の新しい価値を作るプロジェクトとして感染症の領域で薬局薬剤師が社会に貢献できるように抗生物質の適正使用を外来患者さんを対象に推進しています。感染症発症時の抗生物質の使い方に疑問を持ち「グラム染色」という検査方法を利用して細菌を推定し、適切な抗生物質による処方を医師に提案する取組みを行っています。瀧藤先生は、抗菌薬(抗生物質)が効かない薬剤耐性を持つ細菌が世界中で増えており、拡大を防ぐためにも抗菌薬の不適切使用を減らすことが重要で、この観点から医師の処方に対して適切な提案を続けることが薬剤師の役割であると講演されました。薬剤師の地域医療における実践とその役割について様々な質問があり、時間を超過して質疑応答が行われました。
名城大学薬学部教授 飯田耕太郎
下記の様に講演会を開催いたします。多数の皆様のご参加をお待ちしています。
日時 令和5年3月4日(土)15時~16時30分
場所 名城大学薬学部(八事校舎)新1号館1階117教室
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
地下鉄・鶴舞線・名城線・八事駅⑥番出口・東へ徒歩7分
テーマ:地域医療と薬剤師の役割
14時30分受付 講演:15時~16時30分
演題:保険薬局での抗菌薬適正使用の推進
演者:瀧藤重道先生 グラムスキー薬局(感染症に特化した薬局)薬剤師
参加無料(薬剤師・薬学生の参加歓迎)対面参加+オンライン参加可能
主催:日本社会薬学会東海支部
連絡:名城大学薬学部 飯田耕太郎
〒468-8503 名古屋市天白区八事山150
TEL:052-839-2710(直通) FAX:052-834-8090(飯田宛)
E-mail iida@meijo-u.ac.jp
オンライン参加を希望される方は、メールで飯田までご連絡ください。
瀧藤重道先生は、地域薬局の新しい価値を作るプロジェクトとして、感染症の領域で薬局薬剤師が社会に貢献できるように、抗生物質の適正使用を外来の患者さんを対象に薬剤師として活動しています。感染症発症時の抗生物質の使い方に疑問を持ち「グラム染色」という検査方法を利用して細菌を推定し、適切な抗生物質による処方を医師に提案する取組みを行っています。
ぜひ、この機会にお誘い合わせの上、ご参加ください。よろしくお願いします。
日本社会薬学会東海支部長 名城大学薬学部 飯田耕太郎
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HPVワクチン名古屋訴訟支援ネットワーク主催の総会記念講演会が開催されます。
2022(令和4)年2月19日(土)14:30~17:00(予定)
HPVワクチン名古屋訴訟支援ネットワーク総会記念講演会
場所:Zoom配信
東海支部連絡先 飯田耕太郎(TEL:052-839-2710、iida@meijo-u.ac.jp)
HPVワクチン名古屋訴訟支援ネットワーク主催の学習会が開催されます。
2021(令和3)年9月18日(土)13:30~16:00頃
学習会「HPVワクチン薬害を知ってください-聞いてください、被害者の声を-福井県」
場所:福井商工会議所ビル会議室CからZoom配信
東海支部連絡先 飯田耕太郎(TEL:052-839-2710、iida@meijo-u.ac.jp)
HPVワクチン名古屋訴訟支援ネットワーク主催のZoom配信学習会が開催されます。
2021(令和3)年7月31日(土)13:30~16:45
学習会「HPVワクチン薬害を知ってください-聞いてください、被害者の声を-三重県」
場所:三重県薬剤師会館第三会議室からZoom配信
東海支部連絡先 飯田耕太郎(TEL:052-839-2710、iida@meijo-u.ac.jp)
2021(令和3)年2月20日に、学習会「HPVワクチン薬害を知ってください-聞いてください、被害者の声を-三重県」
HPVワクチン名古屋訴訟支援ネットワーク主催Zoom配信講演会を日本社会薬学会・東海支部後援で開催しました。
日本社会薬学会東海支部主催第23回講演会を令和元年11月30日(土)に名城大学薬学部で開催しました。JADA公認スポーツファーマシスト清水雅之先生による「ドーピングガーディアン」と現在カナダの薬剤師として活躍している青山慎平先生の「カナダ薬剤師の疑似体験セミナー」が行われ、薬剤師19名と薬学生24名の参加がありました。
ドーピング防止セミナーでは、うっかりドーピングを避けるために、どうしたらよいか、講演とカードゲームを通して楽しく学びました。禁止薬物が入っていると知らず、市販薬やサプリメントを服用したために違反となってしまう「うっかりドーピング」。そんな「うっかり」を防止するためのカードゲームを薬剤師でJADA公認スポーツファーマシスト清水雅之先生が考案しました。ゲームの名前は「ドーピングガーディアン(守護者)」。プレイヤーは「アスリート」として参加し、けがや病気を抱えながらも優勝を目指すという設定です。4~5名でプレーします。各10枚のカードを順に出し、得点を競います。カードは得点が得られる「トレーニング」、減点となる「けが」をはじめ、減点を無効にする「薬」、得点を倍増できる「サプリメント」などがあります。1位となっても安心できません。「禁止薬物」として伏せられている5枚のカードに含まれる薬やサプリメントを使っていた場合、最後に失格となってしまいます。東京五輪・パラリンピックを来年に控え、ドーピング防止に関心を持ってもらえるように、清水先生は「全国どこでも選手を支えられる環境作りのきっかけになれば」と講演セミナーを開催しています。
続いて、カナダで薬剤師として活躍する青山慎平先生から海外の薬剤師の実例を学ぶと共に医療関連の英語コミュニケーションを疑似体験してもらいました。2020東京オリンピック・パラリンピックを控え外国人の患者対応が求められています。薬剤師と薬学生からカナダでの薬剤師について様々な質問があり、時間を超過して質疑応答が行われました。
名城大学薬学部教授 飯田耕太郎
写真1 JADA公認スポーツファーマシスト清水雅之先生によるドーピング防止講演の様子
写真2 カードゲーム「ドーピングガーディアン」をしている様子
写真3 青山慎平先生の「カナダ薬剤師の疑似体験セミナー」の様子
下記のように講演会を開催いたします。多数の皆様のご参加をお待ちしています。
記
日時:2019(令和元)年11月30日(土)15時~18時
会場:名城大学薬学部(八事校舎)新1号館1階117教室
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
地下鉄 鶴舞線・名城線・八事駅⑥番出口・東へ徒歩5分
薬剤師と薬学生のドーピングガーディアン&カナダ薬剤師セミナー
- うっかりドーピングにならないために!ゲームで楽しく知識を!-
15時 受付 英語ウォーミングアップ &
ドーピングガーディアン(DG)デモプレイ
16時 清水雅之
(スポーツファーマシスト)「英語でドーピングガーディアン」
17時 青山慎平 (カナダ薬剤師)「海外薬剤師の疑似体験セミナー」
18時 意見交換会(八事周辺)
セミナー参加無料(薬剤師・薬学生なら誰でも参加できます:薬学生の参加歓迎)
申込:11月23日までに飯田宛にメールで参加(セミナー・意見交換会)申込みください(要事前予約)
意見交換会参加者は当日参加費をご用意ください
人数:セミナー先着で30名程度
単位認定:1単位(日本薬剤師研修センター認定)
セミナーでは、うっかりドーピングを避けるために、どうしたらよいか、ゲームを通して楽しく学びます。
2020東京五輪を控え外国人の患者対応が求められます。今回、カナダで活躍する薬剤師の実例を
学ぶとともに医療関連の英語コミュニケーションを体験していただきます。
この機会にお誘い合わせの上、ご参加ください。よろしくお願いします。
主催:日本社会薬学会東海支部
連絡:名城大学薬学部 飯田耕太郎
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
TEL:052-839-2710 (直通)
FAX:052-834-8090(飯田宛)
E-mail iida@meijo-u.ac.jp
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名城大学薬学部 飯田耕太郎
平成31年2月2日(土)日本社会薬学会東海支部第22回講演会を名城大学薬学部で開催しました。「地域医療と薬剤師の役割」をテーマに名城大学薬学部水野智博助教から「健康サポート薬局機能拡大に向けた取り組みについて」と題した講演が行われました。
既に厚生労働省より「患者のための薬局ビジョン」が明示され、健康サポート機能を持つ薬局を育成する方針が示されています。また、「地域密着型薬局」の創設方針も公表されていますが、多くの薬局では健康サポートに対する具体的な活動のイメージが掴めていないのが現状です。講演では健康サポート機能の獲得を目指す薬局・薬剤師の一助となることを目的に水野先生らの取り組みの一部が紹介されました。具体的には、「薬局のICT化」を実現化することで、健康指導に必要なデータの獲得を目指していること。また、健康指導のみでは補えない部分は「薬局における運動教室(健康実践教室)」を開催することで、患者さんに対して、より深い介入が可能になることを解説されました。また、ヒトパピローマウイルス自己測定キットの販売を通じて、受診勧奨を行うことも、未病をサポートする上で重要な活動になると説明されました。最後に患者の健康維持と促進に関わる取り組みを継続して行い、「データの確実な管理・活用」を通じて、「根拠のある介入」ができるようになることが、今後の地域薬局に課せられた使命であり、健康サポート薬局機能拡大に向けた取り組みであるとまとめられました。講演後には、参加した多くの薬剤師から「健康サポート薬局」における実践とその効果について様々な質問があり、時間を超過して質疑応答が行われました。
日本社会薬学会東海支部 飯田耕太郎
名城大学薬学部 飯田耕太郎
平成30年2月11日(日)日本社会薬学会東海支部第21回例会を名城大学薬学部で開催しました。「地域医療と薬剤師の役割」をテーマに名城大学薬学部梅田 孝教授から「地域保健活動の実際と健康サポート薬局としての取り組み事例」について講演がありました。
梅田教授は現在名城大学薬学部健康・スポーツ科学研究室教授であり名城大学総合研究所・スポーツ医科学研究センターの代表者を兼務しています。前任の日本体育大学や弘前大学(医学部)での人脈で柔道の古賀稔彦氏、野村忠宏氏など多くのオリンピックメダリストを学外研究支援者・協力者として持ち、最先端のスポーツ医科学を研究、実践しています。
今回、梅田教授が中心となり名城大学薬学部と愛知県薬剤師会が平成29年度から共同で開始した事業の中で、「健康サポート薬局」において地域住民の健康維持・増進の役割を担える薬剤師の育成と実践について講演されました。
愛知県下の2箇所の「健康サポート薬局」において一般体操指導員(日本体操協会公認)の資格を持った薬剤師が地域住民を対象に「健康づくりのための体操教室」を全13週間にわたり開催しています。開始前に身体機能や健康指標を測定し、現状を確認した上で目標を設定します。各1時間の教室では、梅田教授が開発・実践してきた「あっぷるストレッチ」や「あっぷる体操」を中心にボールやチューブを使った筋力トレーニグ、ステップ台を使った有酸素運動を行い健康維持・増進に役立てて貰っています。講演後には、参加した多くの薬剤師から「健康サポート薬局」における健康体操教室の実施とその効果について様々な質問があり、時間を超過して質疑応答が行われました。
日本社会薬学会東海支部 飯田耕太郎
日時:2019年2月2日(土)13:30~15:30
会場:名城大学薬学部(八事校舎)新3号館1階101教室
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
地下鉄鶴舞線・名城線・八事駅⑥番出口・東へ徒歩5分
テーマ:地域医療と薬剤師の役割
演題:健康サポート薬局機能拡大に向けた取り組みについて
演者:水野 智博 先生(名城大学薬学部)
参加:無料(どなたでも可:薬学生の参加可能)
申込:当日申込(予約不要)
単位認定:1単位(日本薬剤師研修センター認定)
主催:日本社会薬学会東海支部
連絡:名城大学薬学部教授 飯田耕太郎
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
TEL:052-839-2710 (直通)
FAX:052-834-8090
E-mail:iida@meijo-u.ac.jp
日時:2018年2月11日(日)13:30~15:00
会場:名城大学薬学部(八事校舎)新3号館1階101教室
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
地下鉄鶴舞線・名城線・八事駅⑥番出口・東へ徒歩5分
テーマ:地域医療と薬剤師の役割
演題:地域保健活動の実際と健康サポート薬局としての取り組み事例
演者:梅田 孝教授(名城大学薬学部)
参加:無料(どなたでも可)
申込:当日申込(予約不要)
単位認定:1単位(日本薬剤師研修センター認定)
主催:日本社会薬学会東海支部
連絡:名城大学薬学部 飯田耕太郎
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
TEL:052-839-2710 (直通)
FAX:052-834-8090
E-mail:iida@meijo-u.ac.jp
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名城大学 薬学部
飯田耕太郎
平成29年2月19日(日)名城大学薬学部において日本社会薬学会東海支部第20回例会講演会を開催しました。小林記念病院褥瘡ケアセンター長の古田勝経先生より「超高齢化社会や在宅医療・介護現場で避けては通れない疾患“褥瘡”を学ぶ」について講演がありました。
褥瘡は古くから床ずれという別名をもち高齢化社会において徐々に注目されてきた疾患です。今後、ますます高齢化が進む中で在宅医療や介護現場で寝たきり高齢者に多く発症する褥瘡は避けては通れない疾患です。褥瘡は治らない、難治性というイメージの強い疾患ですが、一方で薬剤師の薬物治療支援が欠かせない疾患です。褥瘡は「目に見える疾患」であり、治療の基本は、病態(創面)をしっかり観察・評価し、適切な軟膏剤を選択して治療することです。軟膏剤の基剤(水溶性、油脂性)には、創面からの滲出液を吸収するタイプと水分を補うタイプがあって、創面の状態に応じてそれらを使い分ける必要があります。軟膏剤を選択する際、基剤(水溶性か油脂性か)の性質を十分把握して治療に用いることがキーポイントになります。褥瘡治療では、創面の湿潤環境を適切に整えることが治療につながるため、軟膏基剤の適切な選択により主薬の薬効成分が効果を発揮します。薬剤師は軟膏基剤の物理化学的性質をよく理解している唯一の職種であるため、医師や看護師と患者情報を共有して適切な軟膏剤を選択して薬物治療を進めることができます。それを実現するためには、薬剤師も褥瘡ケアに関する臨床的な基礎知識の習得や実際に現場で使われている治療薬(軟膏剤)などを学ぶことがとても大切になってきます。
古田先生は愛知県薬剤師会・医療部会の中心メンバーとして、愛知県医療再生調査研究事業(在宅薬剤指導)に基づき薬剤師を対象とした褥瘡実習研修会を毎年開催しています。研修会は薬剤師が在宅などで褥瘡患者に遭遇した場合や褥瘡の恐れのある患者に対して薬剤師として積極的な支援ができるように講義だけでなく褥瘡シミュレータを用い実際に治療に用いる軟膏剤で実習を行い、臨場感を体験することで研修効果を高めています。
日時:2017年2月19日(日)13:30~15:00
会場:名城大学薬学部(八事校舎)新3号館1階101教室
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
地下鉄鶴舞線・名城線・八事駅⑥番出口・東へ徒歩5分
テーマ:地域医療と薬剤師の役割
演題:超高齢化社会や在宅医療・介護で避けては通れない疾患“褥瘡”を学ぶ
演者:古田勝経先生(小林記念病院褥瘡ケアセンター長)
参加:日本社会薬学会会員限定(平成29年2月19日現在)
申込:当日申込(予約不要)
単位認定:1単位(日本薬剤師研修センター認定)
主催:日本社会薬学会東海支部
連絡:名城大学薬学部 飯田耕太郎
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
TEL:052-839-2710 (直通)
FAX:052-834-8090
E-mail:iida(at)meijo-u.ac.jp
メールを送るときは 「(at)」 を 「@ (半角)」
に置き換えてメールしてください。
名城大学 薬学部
飯田耕太郎
平成28年3月12日(土)14時から名城大学薬学部において日本社会薬学会東海支部第19回例会講演会を開催しました。「ヒト型シミュレータを用いた教育プログラムの構築と実践」について名城大学薬学部黒野俊介准教授より講演いただきました。チーム医療において、適正な薬物療法を実施するために、薬剤師が臨床判断をする機会は増えつつあります。また、在宅医療の場においても、薬剤師が薬物治療の効果や副作用の発現などについて判断を求められる機会が増えると考えられます。そのために薬剤師には薬物療法を実践できる能力が必要です。すなわち、血圧の測定や心音や胸部の聴診などにより得られた情報から、患者の状態を判断して、投与すべき薬剤が選択できるようになることが必要です。黒野准教授らは、ヒト型シミュレータが再現した病態を観察・評価し、必要な薬物を選択・投与し、病態の改善を目指すシナリオを中心とした教育プログラムを構築し、実践しています。本プログラムでは、臨床現場に即した学修の場を提供することにより、様々なプレッシャーの中で知識や技能を発揮し、判断することが実践できるため薬物治療に関する実践的な学修が可能となることから、6年制薬学教育で今後発展していくものと思われます。
東海支部では、2016(平成28)年3月12日(土)に第19回講演会「ヒト型シミュレータを用いた教育プログラムの構築と実践」(名城大学薬学部・黒野俊介先生)を開催します。
日時:平成28年3月12日(土)14:00~15:30
場所:名城大学薬学部(八事校舎) 3号館3階303教室
名古屋市天白区八事山150
地下鉄鶴舞線・名城線・八事駅⑥番出口東に徒歩5分
http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/access/index.html
講演:「ヒト型シミュレータを用いた教育プログラムの構築と実践」
(名城大学薬学部・黒野俊介先生)
研修:日本薬剤師研修センター研修1単位
連絡:〒468-8503 名古屋市天白区八事山150
名城大学 薬学部 薬学教育開発部門 飯田耕太郎
TEL:052-839-2710 E-mail: iida(at)meijo-u.ac.jp
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平成26年10月9日
日本社会薬学会東海支部では平成26年3月8日に「地域医療と薬剤師の役割」をテーマとして第18回例会講演会を開催しました。チューリップ薬局平針店管理薬剤師の水野正子先生が「地域包括ケアの中での薬剤師の役割について-多職種が読みたい薬局からの報告書」と題し、日頃から実践されている多職種連携の講演がありました。以下に水野正子先生のご講演の一部をご紹介します。
現在、薬局薬剤師の地域密着・チーム医療・在宅療養への職能拡大と社会的貢献が叫ばれており、薬局薬剤師が地域医療に貢献するためには、在宅療養支援への積極的な参画が必須であり、医師や福祉職と連携を取り医療を提供することで医療の効果を高める事が求められています。在宅患者訪問薬剤管理指導を実践する中で高齢者のデーターベース作りと組織化および薬局薬剤師のメリットを理解してもらうことが大切です。薬局を活用することで医療と介護をつなげることができ、薬学的管理が患者のQOL向上に役立ちます。そのためには報告書が重要な切り札になり、他職種が喜ぶ報告書を提供することが大切です。報告書は薬学的アセスメントと提案をSOAPで記入します。他職種から返事が来る報告書は①患者視点である、②日常が絵としてわかる、③薬の効果や副作用がわかる、④プライマリケアでQOLの向上に役立つ、⑤多職種間のキャッチボールができることです。地域包括ケアの一員になるには、相手のモノサシで示す必要があります。また、患者と医療者のミスマッチを起こしていることが多く、必要なのは生活者の視点であり、専門性やエビデンスで攻めても人の心には届きません。一人の人間として、どうすれば役に立てるか考えることが大切です。
日本社会薬学会・東海支部第18回例会講演会
テーマ:地域医療と薬剤師の役割
日時:2014年3月8日(土)13:30~15:30
会場:名城大学名駅サテライトMSAT
テーマ:地域医療と薬剤師の役割
演題:「地域包括ケアの中での薬剤師の役割」について
演者:水野正子先生(チューリップ薬局平針店管理薬剤師)
主催:日本社会薬学会東海支部
問合先:名城大学薬学部飯田耕太郎
〒468-8503名古屋市天白区八事山150
TEL:052-839-2710 (直通)FAX:052-834-8090
E-mail iida(at)meijo-u.ac.jp
平成25年5月18日
東海支部は、東海地域の多くの先生方のご尽力により設立され、奥田潤先生(前・名城大学薬学部教授)、米勢政勝先生(前・名古屋市立大学薬学部教授)西田幹夫先生(前・名城大学薬学部教授)が歴代の支部長を務められ東海支部の発展に貢献されました。現在、東海地域には薬学部又は薬科大学が7つ設置され(名古屋市立大学、愛知学院大学、岐阜薬科大学、金城学院大学、静岡県立大学、鈴鹿医療科学大学、名城大学)、これら薬学の研究教育機関を中心にして社会薬学に関する学会活動を展開しています。平成24年度には日本社会薬学会第31年会が鈴鹿医療科学大学(年会長川西正祐薬学部長)において開催され東海地域の会員が増加しました。平成15年度から事務局長および支部長を担当しております名城大学飯田耕太郎より本年度までの活動を報告させていただきます。今後も東海支部の活動につきまして多くの先生方のご指導とご支援を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
第7回東海支部例会(平成15年)テーマ:災害医療と薬剤師
青木宏充(前・半田病院)「愛知県拠点病院薬剤部における災害対策」
岩月 進(愛知県薬剤師会理事)「災害医療と薬剤師」
第8回東海支部例会(平成16年)
清水裕世(前・名古屋市薬剤師会副会長)「薬剤師の禁煙サポートへの取り組み」
黒田斌嗣(前・名古屋大学法学研究科)「法を通して薬をみる」
第9回東海支部例会(平成17年)テーマ:薬物乱用防止と薬剤師の役割
奥田 潤(前・名城大学薬学部教授)「フランスの脱法ドラッグの現状」
成瀬博文(前・愛知県警察薬物防止係)「薬物乱用の現状について」
第10回東海支部例会(平成18年)テーマ:6年制薬学教育
榊原明美(愛知県薬剤師会理事)「6年制薬学教育・実務実習における薬剤師の役割」
飯田耕太郎(名城大学薬学部)「6年制薬学教育における薬剤師の役割」
第11回東海支部例会(平成19年)テーマ:ジェネリック医薬品について
近藤喜博(相生山病院薬剤部)「ジェネリック医薬品について・病院薬剤師から」
高村俊史(こうむら薬局)「ジェネリック医薬品について・保険薬局薬剤師から」
第12回東海支部例会(平成20年)テーマ:薬剤師と環境問題
奥井登美子(土浦薬剤師会)「街の小さな薬局が夢みる大きな医療改革」
第13回東海支部例会(平成21年)テーマ:薬剤師を取り巻く現状
長谷川洋一(名城大学薬学部)「薬剤師を取り巻く現状が語りかけること」
第14回東海支部例会(平成22年)テーマ:薬剤師とコミュニケーションスキル
久田邦博(エーザイ株式会社)「魅力的な薬剤師になるためのコミュニケーションスキル」
第15回東海支部例会(平成23年)テーマ:薬学教育における実務実習
岡本光美(名城大学薬学部)「実り多い長期実務実習を目指して-大学教員の立場から-」
第16回東海支部例会(平成24年)テーマ:地域医療と薬剤師
中田素生(徳島文理大学薬学部教授)「地域における薬剤師の役割について」
第17回東海支部例会(平成25年)テーマ:地域医療と薬剤師の役割
中田素生(徳島文理大学薬学部教授)「糖尿病診断アクセス革命!徳島-薬局店頭でのHbA1c測定の意義-」
日本社会薬学会東海支部長 飯田耕太郎
〒468-8503 名古屋市天白区八事山150
名城大学薬学部薬学教育開発センター教育開発部門
電話:052-839-2710 FAX:052-834-8090
E-mail: iida(at)meijo-u.ac.jp
・東海支部例会講演会
~魅力的な薬剤師になるためのコミュニケーションスキル~
(平成21年3月15日)・第14会例会報告
・東海支部例会講演会 ~薬剤師を取り巻く現状~ (平成21年3月15日)
・第13回例会報告(PDFファイル)
・東海支部例会講演会~薬剤師と環境問題について~ (平成20年3月20日)
・第12回例会報告(PDFファイル)
・東海支部例会講演会~ジェネリック医薬品と薬剤師の役割について~
(平成 19 年3月25日)・第11回例会報告(PDFファイル)